メガネは、作った時にはお客様の目や顔に合わせて最適な状態に調整されています。しかし、日常生活の中で使う物ですから、かけたり、外したり、かけた状態で動いたりと、常にメガネには力がかかります。そうすると、どうしてもフレームが歪んだり、ネジが緩んだり、パーツが汚れたり古くなったりとメガネは変化していき、本来の見え方ではなくなってしまいます。メガネは、レンズの度数だけでなく、目と目の距離や、レンズのどこに目の中心がくるかといった部分も重要で、それがズレるだけで、うまく見えなくなるのです。

メガネの調子を確認するチェックリストを作成しました。

定期点検の目安にしてみてください。

■メガネの定期点検のためのチェックリスト

□メガネによく触るようになった
□汚れが目立つ
□ネジが緩んだ気がする
□片耳が痛いことがある
□両目の見え方に差がある
□よく見える時と、そうでもない時がある
□鼻が痛くなる
□まつげが当たる

このチェックリストに1つでも該当したら定期点検にご来店下さい。

アフターサービス

■洗浄

超音波洗浄器ですみずみまで、スッキリピカピカに洗浄させていただきます。 少々お時間をいただければ、分解して各パーツを磨き上げる分解洗浄も承ります。

■鼻パッドのチェックと交換

汚れが気になる鼻パッド。ご購入いただいたメガネは無料で鼻パッドの交換や調整をさせて頂きます。(※K18など、一部有料となる事がございます)

■ネジのチェックと交換

ネジは使用しているうちに「ゆるみ」や「磨耗」といった症状が出てきます。 いつでも新品のネジに交換させて頂きます。(※K18など、一部有料となる事がございます)

■ナイロール糸の交換

ナイロールフレームのナイロン糸(レンズを止めている糸)は消耗品です。 1年に1度を目安に交換する事をおすすめしています。

■メガネ拭きの交換

ご来店いただければ、いつでも新しいメガネ拭きと交換させていただきます。

メガネの定期点検は、なぜ必要なの?

知らず知らずのうちにメガネは傷んでいるのです!

外した状態に比べればちゃんと見えてしまうので、つい、そのままかけ続けてしまいます。

しかし、その間にも歪みなどが大きくなり、メガネが壊れやすくなったり、見え方が一定しないため、知らない内にストレスが溜まったりしてしまいます。

普通に使っている分には、メガネの状態に気がつきにくいので、できるだけ定期的にメガネ店で点検を行うことをオススメしているのです。

例えば、メガネ自体に異常がなくても、お客様の太った痩せたでも見え方には影響します。また、ネジの緩みは気をつけていても気がつきにくいもので、ある日、不意にツルが外れてしまうこともあります。

定期点検というと、少し仰々しいかもしれませんが、これはメガネのメンテナンスです。

車の調子をガソリンスタンドでみてもらうように、メガネ店の前を通りかかったから、ついでにメガネの調子をみてもらう、といった感じで、使っていただければと思います。

フレームが歪んでいても、なかなか自分では気づきませんし、他人もそんなにメガネをしげしげと見ることもないので、意外に気がつかないものなのです。そして、大人だけでなく、子供のメガネも定期点検が必要です。

何も買わないのに点検だけでメガネ店に行くのは気が引く、そもそもお店に入りにくいと思われるお客様もいらっしゃいます。お店側としては、お客様との距離が近づくことは、より良いメガネをご提供できることになりますから大歓迎なのです。